バフモーターという電動工具を使い最終仕上げをして指輪を鏡面にします。
磨くモノによって研磨の番手やモーターの回転数を変えながら優しく磨いたり強く磨いたりしています。
最終仕上げに至るまでには沢山の工程があります。
ヤスリがけの工程では表面は粗くザラザラとしていて、少しずつ番手を細かくして磨くことで段々と表面が景色を映し込むようになっていきます。
初めからバフモーターで磨いても鏡面にはなりませんし、徐々に番手を細かくする工程も順序を飛ばしてしまえばそれなりに輝きは鈍くなります。
ひとつひとつの工程を焦らず丁寧に行うことで、磨きあげた指輪の輝きがとても美しく見えるわけです。
結婚指輪の制作は急がば回れです。
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