クラフトマンである自分にとって、普段から愛用している道具は仲間、または体の一部のような存在です。
ルーペは肉眼では見えない部分もはっきりと見せてくれます。
彫りタガネは硬い金属を削り、魚子タガネは丸くてやわらかい印象の爪を作ってくれます。
このように道具のひとつひとつが、自分の目となり手となり、ジュエリーを作るための細かい作業のお手伝いをしてくれているというわけです。
NIZI