お二人ともに3.5mmの幅を持たせた、プラチナの結婚指輪。
無駄のない平打ちの形状「HIRA」をベースに、鏡面仕上げを施したPt900H(ハードプラチナ)の質感が際立つ仕立てです。
お打ち合わせの際、印象的だったのはお二人のご自身のスタイルに対する感覚です。
大振りなピアスや装身具をさらりと使いこなす、カジュアルながらも清潔感のある佇まい。
何が自分たちに似合うのかを感覚的に捉えていらっしゃるお二人だからこそ、指輪のボリューム感にも細やかなこだわりがありました。
初回の打ち合わせでは男性のリング幅を3.7mmにするか3.5mmにするかで検討を重ねました。
そこで2回目のご来店時に、少し広めの3.7mmでシルバーの試作をご用意し、実際に指に通してバランスを確かめていただくことに。
結果として、平打ちの形状なら3.5mmでも十分な存在感があるという確信が持て、最終的にはお二人で揃いの3.5mm幅にするという答えに辿り着きました。
本番の制作に入る前に、実物のボリュームを目で見て、肌で確かめる。そのプロセスを踏むことで、お二人の気持ちに寄り添うボリュームのプラチナを形にすることができました。
そして、鮮やかなネイルが施された指先にも、3.5mmの幅広の面はしっくりと馴染みます。
「結婚指輪だから」という慣習に合わせるのではなく、お二人が心地よいと感じるバランスを、お二人の感覚で選び取る。
その迷いのない選択が、この一対に清々しい個性を与えています。
存在感のある幅でありながら、決して主張しすぎることのないプラチナの面。
お二人の感性によって選ばれたこの指輪は、時を重ねるごとに、より一層その人らしい表情となって手元に溶け込んでいくはずです。
Pt900H / HIRA
HIRAアレンジ一覧










