同じデザインコンセプトを共有しながら、異なるアプローチで仕立てた一対の結婚指輪。
お二人とも、リングのトップから底面にかけて幅がわずかに細くなるテーパーをかけ、3.0ミリから2.4ミリへと変化させています。
少し大きめの石を留める際、リングの幅が一定のままだと手元に重たい印象を与えてしまうことがありますが、この緩やかなテーパーが、存在感と軽やかさを両立させてくれます。
一見すると同じ「HINERI(ひねり)」のデザインですが、その成り立ちは対照的です。
男性のリングは、金属板そのものをひねり、素材がうねることで生まれる立体的で力強い陰影が特徴です。
対して女性のリングは、平打ちの形状からヤスリで形を導き出す「SURIDASHI(擦り出し)」の技法。
こちらは、リング全体の厚みが均一に保たれるため、指への収まりが非常に良いのが特徴です。その擦り出しによって生まれた曲線の縁に沿って、全面に繊細なミルグレインを施しました。
お二人のリング中心で輝くのは、1.5mmのダイヤモンド。
結婚指輪に留める石としては少しボリュームのあるサイズを、お二人ともミル留めという共通の意匠で設えています。
それぞれの手に馴染む作り方を選びながら、同じ輝きを分かち合う。
お二人らしいバランスを大切に選ばれたこの指輪は、日々の生活の中で、それぞれの個性に静かに寄り添い続けてくれるはずです。
Pt900H / SURIDASHI HINERI MILGRAIN
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